阿寒岳へ日帰り登山へ行ってきたレポート【雌阿寒温泉/オンネトー】

2018年9月20日に行った所を記事にしています。

百名山でもある阿寒岳は、一般的に雌阿寒岳と呼ばれています。なのでもちろん、雄阿寒岳もあるんです。ただ雄阿寒岳は百名山ではないんです。

雌阿寒岳の方が登山客はずっと多いです。標高は1,499m。

ですが、半分くらいまでは車で行くことができるので、登る時間は結構短いです。

一般的な雌阿寒温泉コースでは往復4時間弱くらいで行けちゃうんです。

道東の百名山である、羅臼岳・斜里岳はすでに制覇していたので、残すはあと阿寒岳のみ。山好きの友人と一緒にチャレンジすることとなりました。

登りは一般的な雌阿寒温泉コースで行き、帰りはオンネトー経由で下ってくることにしました。

オンネトー湖にもまだ行ったことがなく、湖が綺麗と聞いていたためです。

そんなに時間もかからず、山登りも湖も行けちゃうなんて一石二鳥!お得です。




お手軽な山、阿寒岳

最初にも書いた通り、阿寒岳は登山時間が他の道東の百名山に比べるとかなり短い山です。そのため、初心者にもハードルが低い山かと思います。

私もすでに一番難易度の高い羅臼岳、斜里岳と登っていたので、阿寒岳はかなり気楽に構えていました。

登りは二時間-二時間半ほどしかかかりません。

他の登山がほぼ一日がかりなのを考えるとかなり短くてお手軽ですよね。

コースいろいろ阿寒岳

阿寒岳

阿寒岳には登山のコースがいくつかあります。

一番メジャーなコースが雌阿寒温泉コース。こちらが一番短く、早く往復できるコースとなります。往復で大体3時間半くらい。4時間かからないで往復できてしまいます。(行きはこの道で頂上を目指しました)

次にオンネトーコース。

こちらの方が少し長くなりますが、緑が綺麗なオンネトー湖を臨むことができます。所要時間は5時間ほど。

オンネトーの登山口は湖の湖畔にあるオンネトー国設野営場から出発となります。(私は下りでこちらの道を使用しました)

そして残るは阿寒温泉コース。こちらが三つのルートの中で一番長いコースとなります。時間も5時間半とかかりますが、勾配は一番緩やか。

急な登り下りが苦手な方ははこちらのコースもいいのでは?

これだけコースがあると、行き帰りで変えるのもアリですね。

特に雌阿寒温泉コースとオンネトーコースはオンネトーの登山口から雌阿寒温泉登山口まで歩いて行くことができます。

この2つのコースは火山・森・湖と3つの自然を堪能できるのでおすすめですよ。

山の中でのかわいいシマリスとの出会い

今回は雌阿寒温泉コースから登り、帰りはオンネトーコースで下ってくるルート。

トイレを済ませて出発すると、歩き始めて数十分でかわいいシマリスに出会いました!

この阿寒岳では複数回、シマリスを確認することができました!北海道には他にもエゾリスがいますが、エゾリスは高山には生息しないので、山で見かけるリスはシマリスです。

序盤にこんなにかわいい出会いがあるなんて、モチベーションも一段と上がります。

怖い出会いも…

北海道の登山で心配なのがヒグマとの遭遇です。

ですが、ここ阿寒岳ではヒグマの目撃はかなり少ないそうです。

とはいえ、油断は禁物。

絶対にいない、という保証はどこにもありません。

ヒグマに会わないために…や、会ってしまった時の対処法などしっかり学んでおきましょう。

いざ、阿寒岳頂上へ!

阿寒岳頂上へ

初めはマツが生い茂る森の中を進む登山道。

5合目あたりまで来ると時々視界がひらけて、オンネトー湖を上から臨むことができます。

上から見てもとっても綺麗な緑色!視界が開けるたびに、そう景色は変わらないのに何度も写真に撮ってしまいます(笑)雌阿寒温泉コースは距離が短い分、急な勾配もあります。

木の根っこが入り乱れた場所を梯子のように手を使わないと登れないようなハードな場所や岩をよじ登って行くようなところも。

でもこれがクライミングのようで楽しい!天気も良く、木々の間から降り注ぐ木漏れ日がとっても綺麗です。

上に行くにつれて緑は減り、ガレ場のようになってきます。

そんな時は目印が分かりづらく、道を間違えやすいので注意!かく言う私もグループの先頭で歩いている時、道を間違えました。

後ろにいた別のグループもついてきていて、何度も阿寒岳に登っている友人が途中で気づいて引き返しました。

が、それについてきていた外国人の登山客はそのままのルートで登山を続けていました…道が間違ってたよ、正しい道はこっちだよ。と英語で伝えましたが、英語が通じたのか通じなかったのかも分からず、彼はそのまま行ってしまいました。

大丈夫だったのでしょうか。。。ちょっと気になります…

登っていくと標高1100mくらいから、だんだんとガレ場になってきます。

ガレ場といっても大きな岩ではなく、赤い砂利道のようなところなので足を取られてズルっと滑りやすく、歩きにくいです。

転んだり、足を痛めないように注意が必要です。

いよいよ山頂!!

山頂

山頂付近からはだんだんと噴火口が見えてきます。黙々と上がる煙(湯気??)も。硫黄の匂いもしてきます。

そして水色の丸い湖も!山頂では阿寒富士や雄阿寒岳も臨むことができます。

阿寒富士や雄阿寒岳

遠くの方には天気が良ければ摩周岳や斜里岳も!しかし、私が登ったこの時は、天気は良かったですがかなり風が強く、寒い!!長居は禁物な感じでしたので、早々におにぎりを頬張って退散。

下山道へと向かいました。

阿寒岳下りは別ルートで

そのまま来た道を登るのもありですが、せっかくたくさんのルートがある阿寒岳ですから、今回はそのまま抜けて別のルートで下ることにしました。

以前からオンネトー湖にも行ってみたかったので、下りはオンネトーコースで。

この下りが結構大変!登って来た時も砂利道でしたが、こちらの下りの道もズルズル滑る砂利道。

行きにあった砂利道よりもっと滑る!足を痛めないように注意です。

かなり歩きにくかったです。砂煙もすごい。。。そしてこの砂利道が結構長いのも難点。足に変に力が入るので、これが結構疲れるんです。

オンネトーコースを8合目まで下ると頂上で見えた阿寒富士に登る登山道との分岐が出てきます。

難しいコースではありませんがずーっと景色も変わりばえのしなさそうな道だったので今回は見送りました。

阿寒富士はけっこうな急勾配で、木などはなく、とにかく丈の短い草地?ようなところなので、ジグザグの道がくっきりと見えていました。

ちなみに、阿寒富士頂上からは阿寒岳の頂上を臨むことができるそうですよ。

阿寒岳自体はそれほど時間のかかる山ではないので、寄り道も難しくはないかもしれないですね!ご興味ある方は登ってみてはいかがでしょうか?

阿寒富士との分岐をしばらく行くと、また緑の景色が戻ってきます。ここからまた森の中を行くルートです。

オンネトーコースの途中にはヒカリゴケが見られるところが二ヶ所あります。

岩の隙間をのぞいてみるとヒカリゴケが光っているのが見えました。

このヒカリゴケ、角度によっては全く光って見えなかったりするので不思議です。

ここのヒカリゴケはかなり光って見えました!でもおそらく反射か何かで光って見えるので、天気が悪い時にはあまり光って見えないかもしれないですね…やはり山登りには天気が重要!!

オンネトー湖畔へ

オンネトー湖

オンネトーコースは雌阿寒温泉コースより少し長めになります。なので、下りも登りと変わらないくらいの時間がかかります。

だんだんと近づいてくるオンネトー湖。山の中腹でも度々見えていましたが、近くに下りてきても綺麗なエメラルドグリーンの色をしています。

ここで登山口であるオンネトーキャンプ場に到着。

オンユネトーコースの道のりはこれで終了です。

ここからは雌阿寒温泉コースの登山口(駐車場)まで歩いて行きます。

その際、オンネトー湖畔を少し歩くことができます。だけど、この湖畔を歩くのはほんの少しの間だけ。

欲を言えばもう少したっぷり湖畔を歩きたかったなぁ。。。少し歩くとすぐにオンネトー湖は見えなくなってしまい、林の中を歩くこととなります。

帰りは温泉で疲れを癒して…

登山の後はやはり温泉。というのが私のお決まりのコース。

雌阿寒温泉コースの登山口も野中温泉の駐車場ですし、温泉はたくさんあります。

ぜひ温泉につかって体の疲れを癒してあげてください。マッサージ(セルフ)も必須ですよ!

まとめ

阿寒岳は登山時間もあまり長くなく、難易度の低い初心者でも登りやすい山と言えます。

コースもたくさんありますので、よく下調べして好きなコースを選んだり、上り下りで変えてみるのも楽しいです。

動物や植物との出会いも楽しみに登ってみてください。

2018年9月20日に行った所を記事にしています。

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