白馬岳

白馬岳は長野県と群馬県にまたがる山で、飛騨山脈(北アルプス)に属します。標高2932m、杓子岳・鑓ヶ岳と合わせて「白馬三山」と呼ばれることもあります。

日本でも有数の降雪量をほこり、山の東側には2~3㎞にも及ぶ日本最大の雪渓、白馬大雪渓があります。

山域は中部山岳国立公園に属し、日本百名山・新日本百名山・花の百名山・新花の百名山にも選ばれています。

白馬岳について・概要

山頂付近には山の片側が大きくえぐれたU字谷があり、山容の大きな特徴となっています。

白馬岳は岩場も多い険しい山ですが、白馬大池の付近は、特別展年記念物に指定された白馬連山高山植物帯を形成しているなど豊かな自然環境があります。

鑓ヶ岳には日本では最も標高の高い部類に入る温泉が湧き出ています。




登山の人気シーズンは?

3000m級の高山である白馬岳は積雪期が非常に長く、登山ができるシーズンは非常に短く、また高山植物が有名なことから5月中旬から9月頃までが人気シーズンとなります。

雪が残る大雪渓はビュースポットとして人気が高く、夏山で見られる雪渓として人気があります。

頂上には白馬鑓温泉、山麓には蓮華温泉があること、またスキー場があることで、寒い時期であっても登山客は絶えません。

この山の魅力

白馬岳は登山の魅力に溢れた山です。

他に類を見ない大規模で質の高い高山植物帯と広大な面積の大雪渓、そして温泉など、登山愛好者が惹かれる要素が豊富です。

山頂からはもちろん、白馬鑓温泉の露天風呂からの展望も最高です。

白馬さんには御来光を見るために登る登山者も多く、神聖視される山岳の一つなのです。

登山のレベル

白馬岳は標高差・ルート距離・難所の数、どれをとっても上級者向けだといえます。

また大雪渓を抜けるルートは地盤が悪く、落石事故による死傷者も出ているため、安易に登れる山ではないことは認知しておきましょう。

交通の便はよく比較的安全な夏山には多くの登山客の姿を見ることができます。

主な登山ルート

白馬岳は日本有数の登山スポットであり、明治時代から登山の記録が残るほど。

山腹にいくつもの登山ルートが開かれています。

自然公園駅~白馬岳ルート

栂池ロープウェイの自然公園駅をスタートし、白馬大池山荘を経由、白馬岳へ登頂します。

白馬山荘へと下り、府道322号終点の猿倉でゴールします。

猿倉からは大糸線の白馬駅まバスが運行しています。

標高差2366m、総距離20.6㎞、所要時間10時間半になります。

蓮華温泉~白馬岳1泊2日ルート

蓮華温泉をスタートし、神ノ田圃を経由し白馬岳へ登頂し白馬山荘で1泊目。

2日目は葱平を経て猿倉でゴールします。

沢沿いの古道を使うルートです。

標高差2116m(下り)総距離17.4㎞、所要時間11時間半になります。

冬山登山はできる?

白馬岳のある北アルプスは登山上級者の多い山岳地帯なので、冬山でも登山客はいます。

ただし、かなりのハイレベルになることは当然です。

3000m級の山岳は別世界であり、遭難事故の多発地帯であることは当然です。

また白馬岳は落石事故も多く、これはどれだ経験豊富な登山家であっても、完全に避けることは難しいのです。

白馬岳で冬登山をするときには自分の登山レベルを検討し、フル装備で綿密なプランを立てることが必須になります。

山小屋情報

白馬岳には多くの山小屋・避難小屋・宿泊施設があります。

代表的なものを挙げておきます。

  • 白馬山荘
  • 場所:白馬岳山頂直下
  • 電話:0261-72-2002
  • FAX:0261-72-2280
  • 営業期間:4月下旬~10月中旬(変動あり)
  • 村営白馬岳頂上庁舎
  • 村営白馬岳南西下1㎞、大雪渓分岐
  • 電話:0261-75-3788
  • FAX:0261-75-3884
  • 営業時間:6月中旬~10月中旬

まとめ

北アルプスの山岳では鑓ヶ岳と共に古くからアルピニストに親しまれてきた白馬岳。

日本でできる本格登山の代表格ともいえます。

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