鳥海山

鳥海山は山形県の最高峰であり、秋田県との県境に位置します。山形・秋田の両方の県で大切にされてきた山で、秋田では秋田富士、山形では庄内富士の名称で呼ばれています。

標高2236mの活火山ということで外観はスケールが大きく雄大です。

日本百名山、日本百景にも選定されています。




鳥海山について・概要

東北地方では2番めに高い標高を持つ鳥海山は、頂上から日本海を見渡せる展望の良さでも知られています。

一年の間でかなり長期間積雪があり、それが外観の美しさの理由にもなります。

山岳信仰の場としても栄え、現在までも信仰の対象となり石仏や祠を見つけることができ、鳥海山大物忌神社が有名です。

鳥海山は2つ火口と外輪山を有し「東鳥海」「西鳥海」と分類します。

最高峰は「新山」でこの地点で2236mの標高になります。

登山の人気シーズンは?

鳥海山は平均気温の低い山なので、人気の登山シーズンは7月中旬から9月までとなります。

8月には最高気温で14度以上にも達するため、比較的軽装で登ることが可能で、この時期が登山客が最も多い最盛期です。

積雪期を除く期間が短いので、登山計画を立てる場合はしっかりとリサーチしましょう。

この山の魅力

鳥海山は日本海と白神山地東側の太平洋までも見ることができる展望の良さが魅力です。

鳥海山は溶けた雪解け水が河川の水源となるため、非常に自然が豊かです。

200種類以上にも及ぶ高山植物に花畑を見ることができ、固有植物も存在するため、植物愛好家にとっても魅力的な山です。

本格的な登山から軽度のトレッキングなどもでき、様々な目的の人々が訪れることも鳥海山の人気の理由です。

登山のレベル

鳥海山の登山口は非常に多く、選ぶコースによって初級から上級レベルまで差があります。

難易度の高い山が多い東北では、初心者でも楽に登れる希少な山だといえるでしょう。

ただし、鳥海山は気候が荒れやすいため、本格的な装備を持たない初心者の方は、天気予報をしっかりと確認することが大切になります。

車で向かう場合、駐車場はたくさん完備されているので登山口までのアクセスは良いほうだといえるでしょう。

主な登山ルート

鳥海山は登山口の数が多いため、ルートもバリエーションにとんでいます。

ルート選びによって初心者から上級者まで難易度が違うので、自分のレベルに合ったものを選ぶようにしましょう。

鉾立ルート

鳥海山登山では最も人気が高く、初心者でも安心して登ることができるルートです。

府道131号線の鉾立登山口から頂上を目指します。

山道は整備されたところが多いですが、距離・標高ともにそこそこあるので、ある程度の体力は必要とされます。

標高差1078m、総距離14.3㎞、所要時間は5時間程度となります。

二ノ滝口ルート

こちらは沢登り・渡渉のある上級者向けルートです。

一ノ瀬駐車場からスタートして二ノ滝を通過、月山渡渉点を通り最高峰の新山を目指します。

標高差1774m、総距離19.7㎞、所要時間は7時間半に及びます。

冬山登山はできる?

鳥海山は冬山登山も可能です。

ただし、厳寒期には急激に登山難易度も高まりますので、くれぐれも自分のレベルに合ったルート選択をする必要があります。

アイゼン、ピッケル、衣類など本格的な冬装備を揃えることはいうまでもありません。

冬は降雪日も多く、新雪になることもあるので、ラッセルが必要なケースもあります。

山小屋情報

鳥海山は国定公園の中にあるため野営はできませんが、宿泊施設は多く山小屋も完備されています。

大物忌神社が運営している山小屋を挙げておきます。

  • 御室小屋
  • 場所:山形県飽海郡遊佐町大字吹浦字布倉1
  • 電話:0234-77-2301
  • FAX:なし
  • 営業期間:7月上旬~9月中旬(有料)

まとめ

東北日本海側の山としては非常に人気の高い鳥海山。

車でのアクセスも良適合レベルに多様性があるので、初心者から上級者まで多くの人で賑わいます。

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