御嶽山

御嶽山は長野県と岐阜県にまたがって位置する成層火山です。富士山のようななだらかで広い裾野を有する独立峰であり、標高は3067m。

日本の3000m級の山岳としては最西端にあり、古くから神聖視されてきました。

民謡にもその名が登場し、木曽のシンボルとも言える山岳だといえます。

日本百名山・新日本百名山・花の百名山・ぎふ百名山などに選定されています。




御嶽山について・概要

御嶽山はいくつかのピークを持ち、最高峰の剣ヶ峰をはじめ、摩利支天山・継母岳・継子岳などによって構成されています。

火口池が5つあり、ニノ池は日本最高所にある火口湖です。

御嶽山は戦後になってから多くの被害者を出す噴火・火山活動を起こし、常時観測火山となっています。

現在でも著しい活動が続き、2014年には多量の死傷者を出す噴火が記憶に新しいはずです。

古くから山岳信仰の場であり、現存する御嶽神社は、御嶽信仰の中心地です。

山麓から中腹は深い樹林があり、森林限界になる標高2500m以上はハイマツ帯となっています。

登山の人気シーズンは?

御嶽山登山の人気シーズンは6月~9月中旬頃までです。

また御嶽山はスキー場としても有名なため、冬はもちろん残雪期の春でもスキー客はいます。

信州の他の山岳と同様、夏季にシーズンのピークを迎えます。

この山の魅力

御嶽山は2014年の噴火から、一部入山規制をされていますが、規制のない登山ルートでもこの山の魅力を味わうことができます。

ミヤマダイコンソウやイワツメクなどの豊富な高山植物もまた御嶽山の魅力であり、森林を切り開いた人里も日本の原風景を思わせる美しさを感じます。

山頂付近にある5つの火山湖は、コバルトブルーの幻想的な雰囲気を放つ見どころの一つです。

山頂からの展望も素晴らしく、まさに大パノラマが眼前に広がり、北・中央・南アルプスの山岳が美しく映ります。

7合目まで車やバス・ロープウェイなどでアクセスすることができるので、3000m級の山ながら、体力に自信のない人でも高山の魅力を体験することができます。

登山のレベル

御嶽山の登山レベルは、ルート選択によって違い、初心者から上級者まで楽しむことができます。

成層火山で3000m級の山だということで、頂上付近にはガレ場が多く歩行は困難です。

また火山活動によって地盤が変形していることなどから、登山の際には十分に注意しなくてはなりません。

交通機関を上手に利用することで、ルート距離を短縮することができるので、日帰り登山も可能です。

主な登山ルート

御嶽山登山ではルート選択が重要になります。

飛騨側から登るのと、信州側から登るのとでもかなり様子が違ってくるので、地図とガイドなどもしっかりと確認しておきましょう。

ここでは人気の高い代表的なルートを挙げておきます。

田ノ原~御嶽山頂上ルート

田ノ原をスタートし、八合目→九合目と登り、王滝から御嶽山頂上を目指します。

覚明堂っから女人堂へ向かい、中ノ湯でゴールします。

標高差900m(登り)、総距離8㎞、所要時間6時間になります。

濁河温泉~御嶽山頂上1泊2日ルート

濁河温泉をスタートして五の池小屋で1泊目。

2日目は御嶽山頂上へ登頂します。

もと来た山道を戻るピストンルートです。

標高差1432m、総距離13.4㎞、所要時間9時間半になります。

冬山登山はできる?

御嶽山は冬登山も人気があります。ただし厳寒期にはかなりの降雪量になりますので、単独登山は避けて経験豊富なパートナーとアタックしましょう。

防寒着にGPSや地図・アイゼンにピッケルなどの冬装備は万にしておく必要があります。

御嶽山は3000m級の山なので、冬は夏の何倍にも難易度が上がると考えて良いでしょう。

また夏山では便利な交通手段も、冬には凍結で立ち往生をする登山者も少なくありません。

車でアプローチする場合は、スタッドレスやチェーンなどの冬装備にしておくことが大切です。

山小屋情報

御嶽山にはたくさんn山小屋・避難小屋・山荘があります。

中腹あたりにも山荘があるので、宿泊登山をする際に利用しましょう。

  • 飛騨頂上御嶽山五の池小屋
  • 場所:御嶽山飛騨頂上五ノ池畔
  • 電話:0576-62-3111
  • FAX:0576-62-3116
  • 営業期間:6月1日~10月15日まで

まとめ

2014年の噴火事故から長い期間入山規制が敷かれていましたが、徐々に解除の方向に向かっています。

ただし、火山活動の余地は難しく、状況が一変することもあります。

登山の際には、最新情報を確認してのぞむようにしましょう。

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