草津白根山

草津白根山は群馬県に位置する活火山です。白根山・本白根山・逢の峰などを総称して呼ばれることもあります。

「白根山」が正しい山名ではありますが、他の地域にも白根山という山名があり区別のために"草津"をつけて呼びます。

標高は2160mあり、山頂には3つの火口湖があります。

草津白根山には硫黄鉱山があり、活発な採掘がなされていましたが、現在は運搬用のトロッコなども撤去されて可動していません。




草津白根山について・概要

草津白根山頂上付近にある火口湖(湯釜)は、非常に酸性度の高い水質で、度重なる噴火のために閉鎖と開放を繰り返している状態です。

本来ならばエメラルドの幻想的な風景を見ることができますが、小規模の噴出が相次いでいるための事故防止策が行われています。

現在では噴火レベル3に引き上げられ負傷者が出るほどの噴石が飛ぶ状態です。

周辺には草津温泉があり人気の温泉スポットとして有名です。

登山の人気シーズンは?

草津白根山は残雪期が終わる5月中旬から9月中旬、そして紅葉から積雪期に入る10月中旬までが人気シーズンです。

1年を通して登山がいますが、火山活動影響で入山規制がかかるので、最盛期も若干不規則です。

夏場は山腹に高山植物が咲き乱れ、屈指のビュースポットになります。

草津白根山への登山時期は、火山情報も合わせて下調べをしましょう。

この山の魅力

草津白根山の魅力の一つが火山湖の青い湯釜ですが、入山規制のために見られないことも多く残念です。

本来ならばなだらかで登りやすい山岳で、登山人気もかなり高くアクセス道路が便利に整備されています。

トレッキングやハイキングも盛んに行われ、高山植物を楽しみながら楽に登れるところがこの山の魅力でもあります。

高山植物の女王とも称されるコマクサの群生域としても有名で、開花がはじまると、ゴツゴツとした岩場をピンク色に染めます。

山頂近くまでロープウェイでアクセスすることができるのも軽い登山を求めている人には魅力です。

登山のレベル

草津白根山は2000m級の火山としては非常になだらかで傾斜も弱く登りやすい山です。

初級程度の登山レベルであり、最低限の装備で登頂することができます。

元々鉱山の採掘場があったことから、旧道も多く整備され頂上付近のガレ場をのぞいて難所といわれるポイントはほとんど見かけることがありません。

主な登山ルート

草津白根山にはいくつかの登山ルートがありますが、度のコースを選択しても危険度は高くありません。

代表的なものを見てみましょう。

草津白根レストハウス駐車場~最高地点ルート

国道292号線にある草津白根レストハウスをスタートし、登山口に入ります。

噴火口跡入り口を経由してルート最高地点まで登り、本白根展望台へ進み、鏡池分岐を経て登山口に戻ってゴールします。

現在も噴火の影響で火口湖に近づける距離がそのときによって違うので、「最高地点」まで向かい、そこから迂回するルートです。

標高差372m、総距離8㎞所要時間3時間になります。

白根火山~本白根ルート

国道292号線を使って白根火山にアクセスしてスータート。

山頂、鏡池を経由して最高峰の本白根山を目指し白根火山に戻ってゴールします。

標高差129m総距離8.6km所要時間3時間半になります。

冬山登山はできる?

草津白根山は冬登山も可能です。山の東側にあるスキー場のロープウェイやバス、無料シャトルバスなどを利用すればルート距離を縮めることができ、難易度の高まる冬登山のリスクを抑えることができます。

ただし、周辺道路は通行止めになることも多いので、出発前の道路情報の確認は必須です。

草津白根山は元々登山レベルが低い山なので、冬登山でも比較的安全にアタックすることが可能です。

山小屋情報

草津白根山には山小屋があります。

短めの登山ルートが多いですが、とくに冬登山では避難小屋が必要になることも多くあります。

  • 山田峠避難小屋
  • 場所:山田峠
  • 電話:0279-88-7193
  • FAX:0279-88-0002
  • 営業期間:11月中旬~4月下旬

まとめ

草津白根山は現在でも火山活動が著しく、頻繁公式発表の内容が変わります。

登山を試みる場合には、最も新しい情報を確認し安全な登山ができるよう心がけましょう。

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