十勝岳

十勝岳は北海道の中心部、上川管内・富良野・十勝管内にまたがって位置する火山で、現在でも火口に噴煙が見られることもあります。

非常に自然豊かで美しい外観をしており「日本百名山」「花の百名山」に選定されています。

標高の高いところまで道路が整備されていることから、登山のためのアクセスは比較的容易です。




十勝岳について・概要

十勝岳は頻繁に噴火を見せる活火山であるものの、北海道では人気の高い山です。

頂上までの標高差は2077m、連峰となっているのでゴールも複数選定することができます。

登山ルートは多彩で初心者であっても安全に踏破できるものもあり、見応えのある観光スポットも点在します。

十勝岳温泉・吹上温泉・展望台など、北海道ならではの自然を堪能することができます。

冬山も安全に体験できるので、様々なシーズン・目的によって訪れる登山愛好家で賑わう山です。

登山の人気シーズンは?

十勝岳の登山シーズンは6月中旬から9月上旬までです。

この時期から外れると積雪のために山は変貌し、装備やレベルの質が大きく変わってしまいます。

6月の新緑のシーズンから9月の紅葉まで、天候が良ければ十勝岳の魅力を存分に楽しむことができます。

スキーなどが目的ならば冬山もまた格別です。

整備されていない大自然を滑走することができ、マニアックなスキー客に親しまれています。

この山の魅力

十勝岳登山の魅力は、その壮大さに反して初心者でも十分に山を楽しむことができることです。

また、山の麓では十勝岳温泉や吹上温泉などを楽しめ、宿泊施設も完備されています。

北海道の山岳の中でも旅館・宿泊施設の多さも十勝岳の魅力といえます。

下山後に温泉や地元料理を味わうのも登山の楽しみの一つでしょう。

景観的には十勝岳の紅葉は素晴らしく、北海道独特のハイマツやシラカバなどの紅葉が広がり、登山客を魅了します。

登山のレベル

十勝岳は登山ルートの整備が進んでいることもあり、登山レベルは中級くらいの方でもアタック可能です。

ただし、距離的に16km前後と長くなるので、体力は多少必要となるでしょう。

地域柄、北海道の登山では本州よりも標高に対しての気温が低いので、装備の面では他の山よりも備えておくことが大切です。

また、距離が長いために正確な登山計画を立てられる技量も求められます。

主な登山ルート

十勝岳は登山ルートのバリーションが多いことでも知られています。

これはなだらかな山容を持つ山岳の特色でもあります。

ただ、登山道自体の整備が遅れていることもあり、崩壊箇所などもあるので、登山前のリサーチは綿密に行い、リアルタイムな情報を入手しておくことが大切です。

十勝岳ルート

十勝岳登山口から雲ノ平分岐、昭和噴火口を通り頂上を目指すルートです。

ある程度まで車などでアクセスする短距離ルートなので、十勝岳のロングルートに不安のある初心者向けです。

標高差は1145m、距離5.3kmで3時間半ほどで頭頂を目指すことができます。

十勝岳温泉ルート

十勝岳のふもとにある温泉凌雲閣から上ホロカメットク山に登り、縦走して十勝岳山頂を目指します。

標高差は806mですが距離が12kmあります。

難易度はそれほど高くないものの、ある程度の脚の強さが求められるルートです。

踏破するには4時間程度の時間がかかります。

冬山登山はできる?

十勝岳は冬山へ登ることもできます。

冬の十勝岳はスキー・スノーボードのメッカでもあり、登山スキーを楽しむ愛好家も多く訪れます。

ただし、厳寒地域であるために、装備・防寒具は本格的なものを用意することが大切です。

冬の十勝岳の景色は、ダイナミックで美しく多くの人を魅了しています。

山小屋情報

十勝岳にはいくつかの避難小屋があります。

無人でトイレがなかったり水場が涸れていることもあるので、緊急時にのみ利用するつもりで捉えておきましょう。

十勝岳避難小屋

  • 十勝岳避難小屋
  • 場所:標高1330m地点
  • 電話:0166-92-1111(美瑛町役場)
  • FAX:なし
  • 営業期間:通年(無人)

上ホロ避難小屋

  • 上ホロ避難小屋
  • 場所:標高1820m地点
  • 電話:0166-92-1111(美瑛町役場)
  • FAX:なし
  • 営業時間:通年(無人)

まとめ

十勝岳は天候の厳しさを除いては比較的登りやすい山であり、登山ルートのバリエーションも豊富です。

毎回別ルートで登頂したり、季節によってルートを変えてみるなどの楽しみ方ができます。

温泉も豊富に湧いていて、様々な目的と楽しみ方を持った登山客に親しまれています。

おすすめの記事