越後駒ヶ岳

越後駒ヶ岳は新潟県魚沼市に位置します。標高は2003mあり、八海山・中ノ岳とともに越後三山に数えられます。

非常に雄大な山容をしており、多くの登山者を魅了します。

江戸時代には銀採掘で知られた山であり、当時は人口1万4千人もの人が住んでいたそうです。

日本百名山に選定される越後地方の名山です。




越後駒ヶ岳について・概要

越後駒ヶ岳は2000m級山岳とは思えないほどの迫力を感じます。

越後駒ヶ岳は非常に荒々しい地形を持ち、山麓まで深く切れこむ谷間や峡谷もあり、佐梨川金沢奥壁といった絶壁は壮観です。

これら垂壁・スラブ壁を目的にボルダリングの愛好者のメッカとしても有名です。

冬は豪雪で雪山の様相を呈し、夏は高山植物によって彩られ変貌します。

登山の人気シーズンは?

越後駒ヶ岳は1年を通して登山客がいますが、とくに高山植物の最盛期である6月~8月は登山客がピークになります。

広範囲に紅葉を楽しめる山でもあり、他の山と同様に秋にも登山客は多いです。

また越後駒ヶ岳は有名な雲海が見れる山としても有名で、発生しやすい9月から11月中旬にはそれ目的の登山客が加わり賑わいを見せます。

この山の魅力

越後駒ヶ岳の魅力は頂上からの展望で、延々と続く越後山脈が非常に雄大です。

また運が良ければ幻想的な雲海を見れることもあります。

越後駒ヶ岳は高山植物が豊富なことでも知られています。

コバイケイソウ・ショウジョウバカマ・コシジオウレンなどの平地では見ることができない山の植物が季節になると一斉に色づき壮観です。

高山植物の開花の季節に合わせて登山をする植物愛好家や写真家も多くいます。

登山のレベル

越後駒ヶ岳の登山レベルは中級から上級です。

登山ルートの途中で難所が多く、また頂上への直登ルートは傾斜がかなりキツくなり体力と登山技術が要求されます。

ただし、選ぶ登山ルートによっては中級者程度の方でも比較的安全に山頂まで登ることはできます。

登山口までのアクセスは山麓付近までなので、頂上を目指すルートを選択する場合は距離が長くなるので、それなりの体力も必要になります。

主な登山ルート

越後駒ヶ岳は古くから銀山として栄えたことで登山口はたくさんあり、ルートバリエーションは豊富です。

ただし、険しいルートも多く、初心者では厳しい場合もあるので、登山客はある程度同じようなルートをたどることが多いようです。

枝折峠~山頂ルート

枝折峠をスタートし、明神峠から前駒、越後駒ヶ岳山頂を目指し、往復するルートです。

最も代表的な登山ルートであり、頂上からの絶景を堪能でき、山麓では観光スポットを楽しむことができます。

標高差1355m、総距離14㎞、所要時間8時間半になります。

枝折峠~2泊3日の本格登山ルート

前ルートと同じく枝折峠をスタートし、越後駒ヶ岳山頂で1泊します。

2日目は天狗平・中ノ岳と縦走し、中ノ岳避難小屋で2泊目。

3日目は池ノ段、日向山を抜けて野中で下山します。

2泊3日の本格的登山ルートです。

冬山登山はできる?

越後駒ヶ岳は本格登山ができる山であり、冬にも上級者が雪山を楽しむことが多いようです。

越後駒ヶ岳は豪雪地帯ですので、もちろん冬のフル装備を用意する必要があり、単独登山はおすすめできません。

標高こそ高くないものの、降雪時期にはラッセルをしながら長い距離を進むポイントも多いので、経験だけではなく十分な体力も要求されます。

山小屋情報

本格的な登山を楽しめる」越後駒ヶ岳には避難小屋が4つ設置されています。

とくに宿泊プランでのぞまれる場合には事前は必須です。

代表的な小屋を挙げておきます。

  • 駒の小屋
  • 場所:駒ヶ岳明神尾根郡界尾根分岐
  • 電話:025-792-9754
  • FAX:025-793-1016
  • 営業期間:通年(5月中旬~10月中旬管理人在駐)

まとめ

越後三山の一つ、越後駒ヶ岳は登山愛好家に高い評価を受ける山岳です。

雄大な山容と頂上からの展望の良さだけでも山好きの方にはたまらない魅力を放っているのです。

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